トップ > 最新情報 > 外部評価(中間評価)を開催(9/27)
複合創造領域(IPER)は、平成22年(2010年)度~平成26年(2014年)度のプログラムです。
今年の3月に第1期生が博士後期課程を修了し、世界に飛び立ちました。
スタートして4年目になるこの機会を捉え外部評価を受け、プログラムの進捗状況が果たして当初の目的・計画に十分にかなっているものかどうか評価を頂くことになりました。
資料に詳しく記してありますが、当日は著名な4名の外部委員(片山 北陸先端科学技術大学院大学長、亀井 エディフィストラーニング社長、中島 九州大学総合理工学府長、本多 三菱総研常務執行役員)に本すずかけ台キャンパスにお集まり頂きました。
今回の外部評価は、2部構成になっており、第1部は、オープン形式の「講演会」、第2部はクローズド形式の「評価検討会」からなっています。
第1部では、関係者・学生ら約40名のご参集があり、冒頭、三島学長にご挨拶いただいた後、プログラムの概要(内川 総合理工学研究科長・コース長)、各担当による3サブコースの説明、外国人3教師による英語講義のエッセンス紹介と進み、最後はIPER学生の海外体験発表(短期8件、長期2件)を行い、外部委員の方々に身近にプログラム内容を理解して頂けたものと思われます。
第2部では、別室に移動し、4名の外部委員に本学のIPER関係者10名との間で質疑応答が行われました。
その後、外部委員の方々のみで別室での協議後、片山委員が代表して以下の総評を簡潔に述べられた次第です。
設問形式で数値評価:
1)特徴あるカリキュラムになっているか?
本プログラムは、「教育研究コアグループ」と「博士複合創造領域コース」からなり、他にないおおきな特徴のあるカリキュラムといえる。(評価5) (注:1~5段階評価で、数字が大きいのが良い)
2)学生にとって魅力的なプログラムになっているか?
海外研修やテクニカル・ライティングやテクニカル・ディスカッションを必修としている点で学生にとって魅力的なプログラムになっている。(評価5)
3)プログラムの実施体制は優れているか?
マネージング・プロフェッサーや3名の外国人教師を雇用し、プログラムの実施体制は優れている。(評価5)
4)留学生の割合が高いが、留学生に配慮した実施体制になっているか?
十分わからなかった。ドミトリーなど生活面での配慮がなされている。(評価4)
5)研究科との協力体制は整っているか?
(IPERを)希望した学生について、指導教員が学生の適切性をよく調べて助言している。(評価5)
以下自由標記:
6)本プログラムの優れている点:
グローバルでイノベーティブな博士人材を育成するプログラムになっており、現在の社会や産業界の要請を満たすものである。また、学生のプレゼンテーションを聞いても十分に其の成果はでているように思われる。
7)改善すべき点:
予算の手当に不安があるので十分な措置を講じて欲しい。
8)その他(特に印象に残ったことなど自由記載):
・3名の外国人教員の専門分野が適切であり、また、テクニカルライティング、テクニカルディスカッション以外に、専門家としての活動が許されていることはかれらのモーチベーション向上のためには大変良い。
・学生が元気である。
・産業界や社会との連携が十分に見えなかった。
以上
後日、「評価報告書」を作成予定