過去2回のシンポジウムでは、IPERの目的・組織や研究面に焦点が当たっていました。
今回、初めての試みとして、経済支援や教育面に照準し、その恩恵に浴した学生の経験に基づく発表会を実施しました。
総勢18名の発表者に対して、参加者数は60名を数え、質疑応答も上手く噛み合えばかなり質の高いものになり活発でした。
特に長・短の海外研修に対する関心は高く、プレゼンを聞いて刺激を受けたせいか、
講演後、すぐ行きたいが手続きはどうすればいいのかとの質問がいくつかありました。
なお、アンケート(24件回収)では、報告会の開催頻度は年1回希望が80%、規模は今回並と半日(午後のみ)がほぼ同数、
IPERの活動については9割近くが活発と評価、当然ながら経済支援や海外短期研修は高く評価され、
一方3ヶ月以上の長期研修は、有難く感謝しているが6割近く占める一方、3割は行く時間がないとの回答でした。
英語教育は8割が高く評価し、同じく必修の「科学技術者の倫理」は高く評価・評価・普通にほぼ3等分された形になりました。
皆さんの期待に沿うよう、常に改良を図って行く所存です。